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建行日録

旅先で見た建築と人々の行いを日々記録したもの

サイゴン4/29〜5/4

ベトナムホーチミンまとめです。

 
4/29の夕方頃ホーチミンに着きました。
 
プノンペンからホーチミンまでの昼行バス$10を利用しましたが、これが結構ひどくて大変でした。座席はリクライニング壊れてもたれ掛かれないし、トイレはものすごく汚く、昼の休憩に寄ったご飯もまずくて意気消沈してましたが、ベトナム国境越えはこんなのでいいのか?と思えるぐらいすんなりと越えることができました。出国カードも書かず。笑
 

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カンボジアベトナムでは町の清潔感がまるで違いました。トイレも日本とほぼ同じぐらいの清潔感で街にも殆どゴミがないです。カンボジアのあのいかにも東南アジアというストレスフルな感じも僕は嫌いじゃないですけどね。笑
 
ホーチミンで取っている宿はデタム通り周辺の安宿街の一角なのですが、複雑な路地が入り組んだ場所なので、迷いに迷い一時間ぐらい。でも現地の生活が垣間見えました。路地といっても幅は1メートルぐらい。現地の人の家は開けていて外でご飯食べていたり、ミシンで衣服を縫っていたり、腹をかきながら犬と寝ながらテレビを見ていたり、近所の人がご飯を持ってきていたり、焦りと好奇心でどんどん進んで迷いに迷いました。GPSをしっかり見たら、違う通り周辺とわかり辿りつくことがようやくできました。笑
 
ホーチミンは、フランスの統治下にあった影響で随所にコロニアル建築がありました。教会や郵便局、統一会堂などはすべてその影響がありました。ヨーロッパの街並みを思い起こす綺麗な街というイメージも初日にディープな一面を見たのでそちらがホーチミンらしさ、都市のイメージです。香港よりもカオスでスケールの大きさが人間に近く、心地よいです。
 

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また、公園の使い方が非常に上手だと感じました。久屋大通公園のような両側に大通り、オアシス21のようなイベント施設もある公園がホーチミン中心部にありますが、こちらの公園には、スポーツ器具があちこちにあり、夜遅くまでスポーツに明け暮れる人々の姿があります。おじさん達は地面に座りビールを飲んでいたり、若い人々は、ダーカウという羽根を蹴るスポーツをしていたりとにかく活気があり楽しそうでした。久屋大通公園も似てる環境なのにこんなに違うのかと感じました。
 
実は、ホーチミンに着いたその日に風邪をこじらせてしまい、三日近く寝たきりの生活が続き観光は二日しかできなかったので急ぎ足で見てきました。
 
フランス統治時代の建築郡と、Vo Trong Nghia Architectsの建築を見に行きました。
フランス統治時代の建築はサイゴン大教会、中央郵便局、統一会堂を見てきました。
なかでも一番良かったのは統一会堂〔ゴー・ヴィエト・トゥ設計〕でした。

f:id:kiriyamanato:20170506145601j:plainこの建物は、開放以前の南ベトナム政府の大統領官邸です。広い敷地内にあって入場料は30000Dでした。16時に閉まるのに着いたのが15時50分。急ぎ目に周りました!

f:id:kiriyamanato:20170506145931j:plain平面構成も立面構成も意味があって字〔吉〕などを象徴として構成。

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中央階段前視線の抜ける扉などが奥に続いていたり、左右の壁面にも細かい意匠が。

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ファサードの窓表面の骨のような装飾が内部空間にも光がまばらに入っていて美しかった。

f:id:kiriyamanato:20170506151108j:plainこの建築は階ごとにまったく違う意匠の表情を持っていて政府の機関が重要な場所ほど地上近くに配置されていて〔最重要政府機関は地下にある〕娯楽室などは上の階に配置されていました。

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つづいてサイゴン大教会

f:id:kiriyamanato:20170506155432j:plainホーチミンのシンボル的存在ともいえる教会です。ミサの関係で中には入れず。

f:id:kiriyamanato:20170506155604j:plain赤レンガの外観は美しいのに、樋が大胆に取り付けてある感じが違和感。笑 

f:id:kiriyamanato:20170506155803j:plain壁面にはカップルのお願い?などがびっしり書かれていました。レンガの隙間の模様がお気に入り。

続いて中央郵便局

f:id:kiriyamanato:20170506160149j:plainファサードは駅舎のようなデザイン。細部意匠にもこだわりが見えます。

f:id:kiriyamanato:20170506160305j:plainアーチで続く内部。上部からの光とデザインで綺麗。多くの観光客とベトナム人が入り混じっている。ベトナムの古切手などを買うことができるみたいです。

 

最後に本命といわんばかりの、Vo Trong Nghia Architectsのcafe gio va nuocです。

f:id:kiriyamanato:20170506160838j:plainここまで来るのが大変でした。ホーチミン中心部から25KMぐらいあるところなので、一時間かかります。僕はuberでバイクタクシーをお願いしました!12万Dぐらいでした。バイクで一時間後ろに乗るって結構きつい。あと雨も降ってたのでそれはもう大変でした。

f:id:kiriyamanato:20170506161304j:plain一直線に伸びた動線が円弧状の建築の中心点まで伸びています。水と緑で世界を分けているかのような手法かなと想像してみたり。

f:id:kiriyamanato:20170506161601j:plain水面よりも客席のがレベルが低く設定されていて、緑と水の迫力と近さがより強く感じられました。噴水のようなものもありかなり涼しく快適な内部でした。

f:id:kiriyamanato:20170506161821j:plain屋根も柱も全て竹の構造です。

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いくつもの曲がった竹を数個まとめた柱がいくつもありそれらは全て紐で結ばれていました。アールの竹のデザインもすばらしいですが、構造的にこれで大丈夫なんだと感激しました。熱を加えて施工しているのかなあと想像しました。

 

f:id:kiriyamanato:20170506162308j:plain中心部。ここで結婚式とかのイベントを想定して作っているのかなと感じました。あくまで建築主体ではなく自然を主に捉えた設計観を持っていますね。

f:id:kiriyamanato:20170506162805j:plainバイク置き場も竹を組んだ構造をしていました。

 

4/26-4/28 プノンペンまとめ

シェムリアップから夜行バスでプノンペンに着きました。プノンペンに早朝に着き、中心街から少し離れたところに下ろされ、トゥクトゥク軍団に囲まれるという、東南アジアあるあるにもろはまりました。しょうがなく値段を聞いていると10ドルと言ってきて、相場は市内なら3ドル以下でいけるはずと事前に調べていたのでふざけんなと思い2ドルなら行くと強気で勝負し、結構粘ったが僕の負けで4ドルになりました。

少しぼられながらも無事にクロマーヤマトゲストハウスに到着。

 

 

 

ここは日本人宿です。

治安の悪い街は日本人宿が安心します。個人的に。

 

26日トゥルースレン虐殺博物館、リバーサイド観光

27日キリングフィールド、アンコール国立博物館

28日ヴァン・モリヴァン建築、リバーサイド観光

 

 

 

 

 

シェムリアップ4/18-4/25観光日程と生活まとめ

タイバンコクの後は、アンコールワットで有名なシェムリアップへ行きました。

丁度クメール正月が終わった直後だったので、街には観光客が比較的少ない時期にあたり、ゲストハウスには観光客がほぼいなく、ドミトリーには僕一人ということが三日ほど続きました。笑

 

アンコール遺跡は規模が大きく一日でアンコールワットを含め周辺の遺跡を回ろうとしても到底無理なため、僕は予め72ドルの一週間券〔一ヶ月の間に7日間有効〕を初日に購入しました。3日券は60ドルなので12ドルしか違わないので即決。

 

日程としては、

 

十八日は、アンコールワットとアンコールトム

十九日は、アンコールトムの周辺遺跡とタプローム

二十日は、アンコールワットの朝日観光とロリュオス遺跡郡

二十一日は、プリアカン、東バライ周辺遺跡群

二十二日は、郊外のバンテアスレイとベンメリア遺跡

二十三日は、アンコール国立博物館、プサー・アンコールマーケットなど

二十四日は、アンコールワットとアンコールトムのガイド付き二回目

二十五日は、オールドマーケット、休憩、夜行バスでプノンペンへ移動

 

最初にシェムリアップに着いた時に、日本人ゲストハウス〔ヤマトゲストハウス、シティ〕に宿泊し、旅仲間を作り皆で行けば安くなることを狙い向かったが、最初の5日は見事に一人で大半を回ったため〔23日にゲストハウスに日本人の同世代の仲間ができた〕一日約15-20ドルのトゥクトゥクの出費がありました。笑郊外の遺跡においては一日40ドルを超えたこともあり、貧乏学生バックパッカーにとっては相当痛手でしたが、建築はそれ以上に価値のある遺跡でした。

 

また、宿泊費と食費を削るため格安のゲストハウス一日約5ドル、食費は一日5ドル程度で済ませてました。あとはたまに飲むビール一杯0.5ドル×10?ぐらいもあったり、なかったりしました。笑

 

一人の時は、同じ屋台に通いつめ顔を覚えられ嬉しくなったりしたり、おっちゃんとクメール語で簡単に会話したり、些細な事が毎日新鮮で楽しくてここで沈没してもいいなあと思えるぐらいいい街でした。

 

 

準備

ー人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せようー

 

建築家安藤忠雄

インドで人生について考えた時の言葉である。

この言葉にものすごく自分の中で動く気持ちがあった。

 

建築家はよく旅に出ると大学の授業で聞いたことがあったけど、こんな僕が今、旅立とうとしているだなんて、昔の僕に想像できるだろうか。笑

 

昔から建築には興味があった。興味があってでも本当に建築で食っていくのか、決心なんてずっとできなかった。才能がない。センスがない。何度思ってるか。(現在も)

 

でも、大学院進学を期に建築で生きていく決心は少しずつついてきた。このユーラシア大陸横断することで、建築について人々の行いについて、また自分について知っていき何か変わっていると帰ってきたら思える旅にしたいと思う。

 

不安なんてたくさんあるけど、希望のがもっと大きい。自分は、ポジティブな馬鹿なんだと思う。

 

まとまりはないですが、こんな感じでブログを更新していきます。

よろしくお願いします。